街の真ん中で感じるひと足早い秋【札幌】北海道大学

例年より夏が暑かった2019年。
ついこの前まで、「北海道なのに、エアコンがないと耐えられない」と思っていたはずなのに、ちゃんと秋はやってきた。
わざわざ山や高原に足を運んでみる紅葉もステキだけれど、私はショッピングついでにフラッと立ち寄れる、北海道大学のイチョウ並木の紅葉がいちばんのお気に入り。
北大は、札幌駅から歩いてすぐ。広いキャンパスで、まるで大きな公園のよう。
キャンパス内なのに、川が流れていたり、池があったり。
ちょっと歩けば牛にも会える。
札幌駅側の正門からメインストリートを進んでいくと、お目当てのイチョウ並木が。
紅葉の時期は観光バスに乗って見に来る人も大勢いるほど、いまや有名になりつつある。
イチョウのトンネルをくぐって、散歩するととても気持ちが良い。
今年の紅葉は、夏の十分な日照時間のおかげで、数十年に一度の色づきと言われていて、見頃のシーズンには雨も少なかったので、とてもきれいな並木道になっていた。
イチョウ並木の他にも、さまざまなところで紅葉が見頃をむかえていた。
蔦の葉の写真はno Filter。緑と赤のグラデーションがとても綺麗だった。

毎年、北大のイチョウ並木の見頃は10月の最終週から11月初めの週末くらいまで。
そのあと、だんだんと葉が落ちていってしまう。
北海道の短い夏のお土産に、全国的には少し早めの紅葉がみられる、この時期が、私は大好き。

紅葉が終わるのを合図に、北海道には長い冬の日が訪れる。
2019.11

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