大自然と源泉掛け流しの湯-【北海道 中標津】養老牛温泉 湯宿 だいいち

釧路に赴任していたことのある主人がずーっと「すごく良いから一緒に行きたい」と言っていた温泉に行ってきた。
【養老牛温泉 だいいち】 

釧路市内から車で2時間のところにある。
車で2時間とはいえ、ほぼ信号のない道をノンストップで行くのだから、なかなかの距離。
でも、それくらい遠いからこその自然と澄んだ空気がそこにはある。
広いロビーには、大きな囲炉裏と窓がある。
ここの窓には運が良ければ、シマフクロウがやってくる。他にもたくさんの野鳥やテンもやってくる。
この日も何組ものお客さんがたびたび動物を待って、このロビーに集まっていた。
お部屋は渓流がみえる新館のお部屋。
広いお部屋に、大きな窓。
部屋にいても、のんびりリラックスできる。
窓を開けると、澄んだ空気に頭がシャッキリと冴えてくる。
女性は、好きな柄の浴衣が選べるサービスも。
新館には、本格的なオーディオセットと、ゆったりとしたソファーがあるラウンジも。
ここでは、ホットドリンクも楽しめる。

また、一般の大浴場とは別に、宿泊者限定の大浴場も用意されていて、お風呂も充実していた。
お湯は源泉掛け流し。身体の芯から温まり、仕事柄、日々悩まされている私の肩こりも少し楽になった気がした。
楽しみにしていた夕食。
豪華で美味しいのはもちろんだが、暖かいものは暖かいうちに、冷たいものは冷たいうちに提供してもらえるのが、私にはポイントが高かった。
めんめのあんかけは絶品!
ヤマメの塩焼きも身がホクホクで美味しかった。
夜は、ロビーで囲炉裏の火を囲みながら、シマフクロウを待った。
野生なので、見られるかどうかはその日の運次第。
ただほぼ毎日訪れていて、フロントでは、シマフクロウが現れた時刻がカレンダーに記録されていた。

残念ながら、この日は会えず。
翌朝、聞くと明け方に10分ほど飛来したとのことだった。
朝、シマフクロウの代わりに、いたずら者のテンがやってきていた。
どうも、このテンは宿が準備している、他の鳥の餌を食べてしまう厄介者のようで、宿の方から追い払われていた…
少し遠いから、なかなか訪れることはできないけれど、遠いのを忘れるほど、魅力的な温泉だった。
次は夏の時期に訪れたいと思った。

2019.11

旅する幸せ*Cobuta trip*

どこにでもいるふつうの働き女子が、休日を利用して旅行した記録です。

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