【トラベラーコーヒーハウス】旅人の道しるべになるカフェ-【飛騨高山】Traveller Coffee House

岐阜県 高山市は、私にとって、とても不思議な町だった。

名古屋から特急で3時間。
大都会から離れた、自然豊かなこの街の人たちは、なぜかみんな流暢な英語が話せる。

言葉の面で言ったら、もしかしたら、外国人にとっては、東京よりも住みやすいかもしれない。

そんなことを実感したのが、Traveller Coffee House。

白川郷への玄関口であり、武家屋敷が立ち並ぶ高山。私のお目当も、その2つ。

高山駅前のホテルから武家屋敷まで散策する途中にあったオシャレなカフェが、ここ。

私はカフェ・オ・レを注文してカウンターへ。

すると、店員さんがいろいろと街の情報を教えてくれた。
ずいぶん親切だなぁと思ったけれど、聞いてみると、ここは旅の情報を得るためのカフェでもあるようだった。
たしかに、カフェの壁には観光マップやパンフレットがたくさん。

お茶しながら、観光の作戦が立てられるのはありがたい。
高山の日本酒について話しを伺っていると、次々と外国人の方が入店してくる。

すると、店員さんは、英語で話しかけ、なにやら観光のアドバイスをしているようだった。

その英語の流暢なこと!

その店員さんがたまたま英語が話せるのかなぁと思っていると、他の店員さんもペラペラ…

何とここは外国人に英語で観光案内ができるカフェとなっていた。
カフェを後にして、武家屋敷へ。

高山の方達の英語力は本当にハイレベル。
他のお店のみなさんも外国人に英語で話しかける人が多くいた。

私の偏見かもしれないが、このような小さな都市でこんなに揃いも揃って英語が話せる地域はそうない気がする。

気になって、旅を終えてから調べてきたが、高山市は外国人観光客が増加している地域で、それは何十年も前から戦略的に対応してきた結果なのだそうだ。その1つに言語面の充実がある。
なるほど、みんな英語が話せるわけだ。

日本に観光にきて、英語に触れるだなんて思わなかったが、とても興味深い経験となった。
2019.5

旅する幸せ*Cobuta trip*

どこにでもいるふつうの働き女子が、休日を利用して旅行した記録です。

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